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4月14日 解毒女子の会 病気編

~女子たちよ、喰い改めよ!~

いろんなことが視えてくる図!
いろんなことが視えてくる図!

外はすっかり春うららな今日この頃。

今回の解毒女子は病気編。「女子たちよ喰い改めよ!」
今回の解毒女子はちょっと面白い図をつかってスタートしました。

 

ずばり!「自分と社会との関係」が

瞬時にまるわかりの不思議な図。

実はこれは社会学を学んでいたときにたどりついたもの。

私たちが生きていくうえでかかせない視点。

それは社会での生活と生物としての自分の生活があるということ。

 

このふたつを行き来しながら

どうにか頑張っているのが現状なのです。
図の上半分は働けばお金に換えてもらえる社会領域。

しかしこちらの世界は「システム」が最優先。

たとえば24時間のコンビニエンスストアが

1人の人間では運営できないことを考えてみて。

何人かで時間交代しながらレジを受けもってはじめて

24時間運営ということが可能になる。

 

こちらの世界は「人間の生理」は優先されないので

「健常な男子」が従事することを望まれてきました。

女性は出産という役割をもった複雑な身体構造のため

男子なみに馬車馬のように働くってことはなかなか難しい。

超真剣!!
超真剣!!

では下半分は何の領域?

そこは「人間の生理」に即した場所。

いわば家族領域といわれる領域です。

こちらでは上の領域で働く人が

また明日もしっかり働けるようにごはんや洗濯、

掃除をして英気を養うお手伝いをする場所。

もちろん、いずれ上の領域ではたらく子供を産み、

育てる場所でもある。そして上の領域を卒業した高齢者、

もしくは病気の人の介護もこちらです。

さあ、この図をみながら自分はどの位置にたって

どのような役割をしながら生きているのか。

今、家族のありかたがめくるめく変化しているこの時代。

どんな人とともに生きるのだとしても

この領域を互いに行き来しながらささえあって

生きることができたら、それは素晴らしいことだと思います。

 

僕はこれからちょっと学校に通いたいから下の領域に、

じゃあその間は私が上の領域にいくわ。

そんな柔軟さが生きていくコツのような気がします。

 

でもそこに必要となってくるのが

自分とともに暮らす人が「健康」であること。

それさえあれば私たちはいったりきたりすることが

できると思います。

自分の身体をなぜ整えてゆくのか。

その大前提を言葉で落とし込んでみよう!
こんなことを考える機会は

そうそうないかもしれないけど、

あえて深いところを語り合ってみる。

そんなスタートを切った今回の解毒の会でした。

 

「自分のカラダのことって、こんなに知らなかったんだ!」

食べて飲んで語り合う!
食べて飲んで語り合う!

会が進むうちに溢れてでてくる言葉。

それは「自分のカラダなのに知らないことが多すぎる!」

そう、私たちはどこかで「誰か」に

自分の身体をまかせすぎているのかもしれません。
カラダの中をブラックボックスにして

何かあればクスリや病院に駆け込むという日常。

私たちはそこから卒業する時期を

迎えているのではないかと思うのです。

日々の暮らしや口にいれるものを通して

自分のカラダの声に耳を傾ける生活。

それはとても微妙で単調な作業かもしれないけれど

もとにもどれないほどの病にいたったカラダを

医師にさしだして「どうにかしてくれ!」と叫ぶことが

機能しなくなっているということに

気が付かなくてはならない時代がいまそこにきています。

 

世の中には健康情報はあふれているけれど

いっこうに私たちの不安は減らない。

それっておかしいんじゃない?と思って、

「自分の身体を理解するひとつの太い道筋」を

考え、食べて、しゃべって、笑って、

語り合うことが解毒女子の会でありたいと思います。

 

今回もお運びくださってありがとうございました!

 

2013 04 15