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第34回 聖なる性のおはなし編@横浜 ご報告

解毒女子&男子のみなさま

こんにちは!

街は赤と緑のオーナメントでクリスマス一色!

ちょっとした雑貨屋さんでも

最近は随分おしゃれにデザインされた

空間が増えてきたなと思います。

 

生活の中に「デザイン」の大切さが

浸透してきた証。

 

 

もっともっとおしゃれに楽しい

わくわくするような空間が

増えることを祈って

今回の解毒女子も素敵な空間を演出しました!

 

さて先日12月14日解毒女子の会男子禁制の~聖なる性のお話し編~に

お運びいただきほんとうにありがとうございました。

 

私達は自分でも気づかないほどに

「今の常識」に捕らわれて生きているのが現状です。

特にあまり外では話題にしにくい「性」のこととなれば

さまざまな捕らわれの価値観にとじこめられて

ひとりじめじめと悩み苦しんでしまっているかも!

 

今回も素敵な解毒女子が

あつまってくださり

ひとつの話題があちらこちらに

飛び火して、もう面白いこと、

驚くこと、このうえなし!!

 

このたびの解毒ごはんは

冬の色とりどりの食彩お惣菜!

 

三浦産の赤大根は細くスライスすると

赤がほんのり美しい!

熊本の人参とあいまって美味しい

なますができました。

祖母が教えてくれたこの時期の

なますの楽しみ方、それはあんぽ柿を

細切りにして一緒に和えます。

甘酸っぱい香りが広がる絶品。

 

そして伊勢の肉厚なひじきに

薄切りの玉ねぎと鶏の胸肉を

あわせた一品。ゆずポンを少し

たらすといくらでも食べれてしまう

おいしさ。ひじきで海のミネラル、

玉ねぎの硫化アリルは血液を流して

くれる最高の解毒食材。

これはおすすめです!

 

そして定番の切干大根と

いまの季節だからこそ楽しめる

菊の花の酢の物。

黄色と鮮やかな赤色が手に入りました。

さっと熱湯にくぐらせて冷水で色止めを

すると、さらによりいっそう美しく

色が落ち着きます。

 

箸休めに、レンコンのじりじり焼き。

少し厚めにレンコンを切って

オリーブオイルでじっくりゆっくり焼くと

まるで別物のもちもち食感がでます。

 

 

添え物に免疫を高めるブロッコリー

スプラウト、レンズマメのスプラウト

で酵素たっぷり。

 

玄米は塩わかめとプルーンをいれた

このたびもミネラル満載の解毒ごはんで

皆様に大満足していただきました! 

そしておまちかねの

解毒スイーツは

「ローチョコレート」。

 

生チョコ、といっても

生クリームを加えたものではなく

正真正銘の「生=Raw」

 

クリスマスの大人の解毒スイーツに

ふさわしい今回のレシピは

「ロートリュフ」

 

一晩浸水させた有機の生アーモンドを

ミキサーにかけて、ローカカオ、血糖値の

あがらない最強甘味のアガペシロップ。

スペインで購入したカカオサンパカの上質

カカオもまぜて。有機ココナツオイルで

少し食感をやわらかく、これらをまぜこんで

できたのが今回のスイーツ。

うーん、上質すぎる!! 

 

解毒女子では何回もご紹介している

本物のチョコレイトの威力。

 

かつては皇帝の食べ物だった

カカオは、ロー(熱を46度以上いれない)

でいただくと想像以上の威力を発する

力をもっています。

 

どうしても市販のチョコレートは

さまざまな添加物が入って

いるために

肌荒れをおこしたり、しまいがち。

 

でも肌荒れをおこすのは

チョコを固める油脂が体の中で

うまく分解されない証。

ローチョコレートは自らが分解する

ための酵素を保持しているから

消化も抜群にいいのです。

 

そしてもちろん、白砂糖のかわりに

安全なアガペシロップ。 

 

白砂糖の恐怖もまた

なんどもお話ししていますが

これはもうほとんど

「麻薬」的存在。

血糖値をあげることからはじまり

血管の糖化はしわやシミを生みだし、

肌の見た目を悪くするだけでなく

内臓の血管をもろくしてゆきます。

これが総じて、動脈硬化や脳梗塞などを

引き起こすほど。 

 

白砂糖といかに手を切るか!

賢い解毒女子は白砂糖との関係が

人生を左右してしまうことを知っています!

 

白砂糖はビタミン、ミネラルを

大量につかって体内で消化されるために

甘いものをいつも食べている人は

ビタミン、ミネラルがつねに不足。

 

じつは今回のテーマ、ビタミン、ミネラル

不足は「性」にとっても深い話。

性欲も情動も、じつはすべてビタミン、ミネラルが

かかわるんですよ!!

さてさて

 

イスラム圏に滞在経験ありの

M女史からお聴きした

話しで日本前近代の

性の文化が、なんと現代にも

日常として連綿と続いていることが

わかりました。(夜這いなどなど) 

 

実際にはかなり自由な性文化。

それはコーランの教えに伴うもの。

人間、という生き物を熟知した

ゆえの知恵であるそうです。

 

M女史の教えで知った

私達が考えている「宗教」という

概念からはほどとおい

コーランの内容の実用性。

 

人間の生活全般を見通した

「どうしようもない人間が

起こすであろう出来事を

このように乗り越えなさい」という

考えをもとにかなり詳細にわたって

生活の実践的なことが書かれていると

いいます。

 

 

しかしながら古く保守的な

考え方も表側としては生き残って

いることも事実。

 

そんなわけでイスラム圏が一番

「処女膜再生手術」の技術が

進んでいるということ。

それはつまり、結婚初夜に

必要だそうです。

 

うーん、昔からまことしやかに

ささやかれている再生手術の存在。

いったいどういう手術をするのか

気になるところです。

 

日本は近代社会に突入ののち

(明治以降ですね。)

近代国民国家の仲間入りをするために

それまで長く続いてきた

慣習を取り締まることになりました。

裸で歩くことや外で用をたすこと

夜這いもふくめすべて「犯罪」という

名目で取り締まりの対象となって

いきました。 

特に性習慣に関しては

厳しくならざるをえなかった

背景があります。

それは近代化に伴う「私有財産制」の存在。

つまり、この子は誰の子?という

ことが明確にならなければ

財産を引き継ぐことができなく

なるからです。

当然、これにともなって

戸籍制度もはじまりました。

 

日本前近代の性風俗を調べていると

なんとも合理的なシステムだなと

おもえることが沢山あります。

 

早くに夫を亡くした女性は

大人になりたての若衆組

男子達に性のてほどきをしたり

長期にわたり夫が遠方に出稼ぎに

でている家には夜這いがOK

だったり。

人間という生き物の性質を

永きにわたり熟知した知恵が

村落共同体の維持を支えてきました。

 

またこの性のテーマで一番

多くの感想をいただくお話し。

かつて日本は

「土地が生み出す恵み(食べ物)」

の量にあわせて人口を調整して

生きてきたということ。

 

けっして多産ではなかった社会。

昔、兄弟が7,8人は当たり前という

イメージはあくまでも

戦争がもたらした「産めよ増やせよ」

の大号令のもとで行われたも一時的な

出来事にすぎないという事。

 

 

こういうテーマって

いったいどこで学ぶのですか?という

質問を毎回いただきます。

 

私が大学時代にお世話になった

先生は「歴史社会学」の先生。

哲学や社会学にも派生して

多くのことを学びました。

 

「学問」ってきくと堅苦しく

聴こえるけど、「私達の日常のもやもやを

解決してくれる知恵」だと思うと

ほんとに面白い分野です。

 

 

私達にとっての「あたりまえ」が

実は全くあたりまえでなかったことを

これからももっともっと探って

ゆきたいと思います。

 

どうぞお楽しみに!!

 

 

2014 12,18