4月14日 解毒女子の会 病気編
~女子たちよ、喰い改めよ!~
![いろんなことが視えてくる図!](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=210x1024:format=jpg/path/sb1e51a713fe87cba/image/i1ef43fd1b46577fd/version/1366020222/image.jpg)
外はすっかり春うららな今日この頃。
今回の解毒女子は病気編。「女子たちよ喰い改めよ!」
今回の解毒女子はちょっと面白い図をつかってスタートしました。
ずばり!「自分と社会との関係」が
瞬時にまるわかりの不思議な図。
実はこれは社会学を学んでいたときにたどりついたもの。
私たちが生きていくうえでかかせない視点。
それは社会での生活と生物としての自分の生活があるということ。
このふたつを行き来しながら
どうにか頑張っているのが現状なのです。
図の上半分は働けばお金に換えてもらえる社会領域。
しかしこちらの世界は「システム」が最優先。
たとえば24時間のコンビニエンスストアが
1人の人間では運営できないことを考えてみて。
何人かで時間交代しながらレジを受けもってはじめて
24時間運営ということが可能になる。
こちらの世界は「人間の生理」は優先されないので
「健常な男子」が従事することを望まれてきました。
女性は出産という役割をもった複雑な身体構造のため
男子なみに馬車馬のように働くってことはなかなか難しい。
![超真剣!!](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=210x1024:format=jpg/path/sb1e51a713fe87cba/image/i36128c767aa34e3e/version/1366019814/image.jpg)
では下半分は何の領域?
そこは「人間の生理」に即した場所。
いわば家族領域といわれる領域です。
こちらでは上の領域で働く人が
また明日もしっかり働けるようにごはんや洗濯、
掃除をして英気を養うお手伝いをする場所。
もちろん、いずれ上の領域ではたらく子供を産み、
育てる場所でもある。そして上の領域を卒業した高齢者、
もしくは病気の人の介護もこちらです。
さあ、この図をみながら自分はどの位置にたって
どのような役割をしながら生きているのか。
今、家族のありかたがめくるめく変化しているこの時代。
どんな人とともに生きるのだとしても
この領域を互いに行き来しながらささえあって
生きることができたら、それは素晴らしいことだと思います。
僕はこれからちょっと学校に通いたいから下の領域に、
じゃあその間は私が上の領域にいくわ。
そんな柔軟さが生きていくコツのような気がします。
でもそこに必要となってくるのが
自分とともに暮らす人が「健康」であること。
それさえあれば私たちはいったりきたりすることが
できると思います。
自分の身体をなぜ整えてゆくのか。
その大前提を言葉で落とし込んでみよう!
こんなことを考える機会は
そうそうないかもしれないけど、
あえて深いところを語り合ってみる。
そんなスタートを切った今回の解毒の会でした。
「自分のカラダのことって、こんなに知らなかったんだ!」
![食べて飲んで語り合う!](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=210x1024:format=jpg/path/sb1e51a713fe87cba/image/ia21ac9adfa1d89b6/version/1366019871/image.jpg)
会が進むうちに溢れてでてくる言葉。
それは「自分のカラダなのに知らないことが多すぎる!」
そう、私たちはどこかで「誰か」に
自分の身体をまかせすぎているのかもしれません。
カラダの中をブラックボックスにして
何かあればクスリや病院に駆け込むという日常。
私たちはそこから卒業する時期を
迎えているのではないかと思うのです。
日々の暮らしや口にいれるものを通して
自分のカラダの声に耳を傾ける生活。
それはとても微妙で単調な作業かもしれないけれど
もとにもどれないほどの病にいたったカラダを
医師にさしだして「どうにかしてくれ!」と叫ぶことが
機能しなくなっているということに
気が付かなくてはならない時代がいまそこにきています。
世の中には健康情報はあふれているけれど
いっこうに私たちの不安は減らない。
それっておかしいんじゃない?と思って、
「自分の身体を理解するひとつの太い道筋」を
考え、食べて、しゃべって、笑って、
語り合うことが解毒女子の会でありたいと思います。
今回もお運びくださってありがとうございました!
2013 04 15