3月24日 桜舞う 解毒晩餐会!@千駄ヶ谷
桃源郷のような美しい花霞みに包まれた東京の日曜日。
櫻の満開の中、千駄ヶ谷GalleryKitchenにて
解毒女子の会を開催することができました。
まさに「桜舞う 解毒晩餐会」!
お運び頂いた皆様、
素敵なひとときをありがとうございました。
またお声がけいただいたグッドエイジングエールズ
カラフルカフェの皆様に心より御礼を申し上げます。
そして素敵な会場をご提供して下さった
GalleryKitchenさんに厚く御礼申し上げます。
この度ははじめての
ワークショップ&ケータリングとなりました。
スターターは枝つき干しブドウやナッツとオリーブ。
ドライフルーツ満載のクリームチーズを
クラッカーでほおばりながら、ワインやビールを片手に
ワークショップスタートです。
解毒の会とはいえ、
美味しいお酒を丁寧に楽しむことも大事なこと!
なぜってリラックスして楽しみながら過ごしているときが
実は一番脳がのびやかに回転しますますもの。
今回の解毒ごはん
さて今回のメニューのご紹介。
抗生物質なしのお肉を
ビーフコンシェルジュの武藤さんに
お焼きいただきました。
お肉になにを添えたらいいかしら?
と考えたのがヒヨコマメのフムス。
トルコ料理によくでてきます。
ゆでたヒヨコマメをオリーブオイルとヨーグルト、
そしてスパイスで味付け。
そして新玉ねぎの季節です!
タコとサーモン、セロリでマリネを。
新キャベツはみょうがと生姜、きゅうりで塩麹の浅づけ。
春のお野菜は酢みそと塩麹ディップでいただきました。
そうそう、レンズ豆と緑豆のスプラウトは大好評!
とっても簡単なのでぜひお試ししていただきたい!
プルーンとわかめで味付けしたまっくろごはんと
定番の切り干し大根とけんちん汁で
お出汁をすこし頂くとなぜかほっと心が落ち着きます。
脂質ってどうして必要なの?
さて今回の解毒の会は
栄養のお話しに重点をおきました。
特に脂質に関してはなぜ必要なのか、
そしてなにを摂るべきかを意外に知られていない分野。
脂質は大きくわけて動物性と植物性。
動物性はバターやラード、ヘッドなど。
ヘッドは牛のあぶらでスーパーなどでは
お肉の横にビニールにはいっておいてあることもしばしば。
あの白いあぶら、見たことある方も多いはず。
ご自由にお持ちください!と書いてあったりして。
安いお肉でもヘッドで焼くと旨くなるんだよな~!と
ワークショップ中、思わず会場から漏れ聞こえてきました。
そう、肉のあぶらは「脂」。
漢字で書く通り「にくづき」に「旨い」と書きます。
香りも味も実に美味しい。
ところが厄介なこともあるのです。
植物性の油と違って固形。
そう、ではなんで動物性は個体なの?
その理由は動物の体温の高さ。
彼らの体の中ではとけていても常温では固まってしまう。
それは私たち人体の体でも同じこと。
そして牛や豚、鶏の生育過程で投与された抗生物質などの
薬品はおもに脂肪に溶けるといわれています。
そんなわけで動物性のあぶらは要注意!
でも私たち人間に脂質はとても大事。
脂質をぬいて生きてはいけません。
では脂質は私たちの体の何をつくってくれているのでしょう。
それは全身60兆からなる細胞の膜。
そしてさまざまなホルモン。
細胞膜が質のいい脂質でつくられれば肌質は
もちろん髪の毛だってつやつやに。
脂質は太る!という印象があるけれど
「細胞の材料をいれてあげる。」
その視点がなにより大事なのです!
さて昨日はスタートから不思議なことが満載!
千駄ヶ谷の会場にむかうまでタクシーに
のりました。
すると運転手さんが美しい櫻並木を横目に
たんたんと語りだします。
「この美しさを眺めていると 桜は神様が宿る木、
そう言われるゆえんが分かりますねえ。
ちょうどお盆が重なりました今日は
桜の満開を目印にあちらの世界の者とこちらの者が
再会するのでございましょう。」
ぽつりぽつりと運転手さんが語りながら
タクシーは進みました。
千駄ヶ谷近くになってこのあたりに
関東では随一の2本の櫻の古木があることを
教えて下さいました。
桜の樹齢はおよそ100年、
それ以降は徐々に木々が弱まり
お花も少なくなると言われます。
なんとはなし聞き流していたそのお話し。
解毒の会が終わって友人と会場を出た帰り道。
なんと!その古木の櫻に出会うことができました。
長い歴史を刻んだ流線型の古木。
思わず触ってなでて挨拶をして帰りました。
櫻満開の日曜日に解毒女子の会が
開催できましたこと心から感謝いたします。
またどうぞ遊びにいらしてくださいね。
2013 03 26