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2015 8月29日 君子、医者に近寄らず!クスリはリスクと心得よ!

解毒女子&男子のみなさま

こんにちは


いつもご支援いただき

ありがとうございます。


このたびとりあげたのは

薬のリスク。


医師の松本光正先生の

お話しを聴いたことを

きっかけに

当たり前のように

簡単に処方されて

当たり前のように

必要不可欠と信じ

毎日飲んでいる薬の数々に


疑問をなげかけるひとときを

みなさまと過ごしました。

今回は救急で活躍されるナースの方

プロの栄養士さんにも

ご参加いただきました。



さて実は病気は

「医療サービスによって

つくられているのではないかしら?」という疑問。

これがあながち間違っていないことを

証明する報告が色んなところから

集まりつつあります。


「予防医学」というと

聴こえはいいけれど


それって本当に

本来のめざすべき「予防」?


と首をかしげたくなる

現実も多々あるなか


私達は

医療側が提供する

情報を鵜呑みにせずに

少しでも

いま手元にある

薬や病院が提供する

サービスに

疑問を投じていこうということ。


そして自分の頭や躰で感じる

直感に耳を傾けて

ゆくということが

この現代社会に必要と

されるサバイバル能力

なのではないかと思います。



やれ検診、検診と

銘打って

病院にいけば

数値のマジックで

処方される薬の数々。



それって

患者を「呼ぼう、呼ぼう!」

としている医学なんじゃ

ないのかしら?


さてこのたび

解毒女子の会は

「脱病院化社会」

というキーワードで

はじまりました。


1976年思想、哲学、社会学者で

あるイヴァンイリイチによって

しめされたある考え。


私は学生時代

イリイチにはまって

彼の作品を読みふけって

いた時期がありました。



彼の指摘は至極まっとう。


「病院はいつから今私達が

認識している【病院】になりえたのか」

ということ。


特におさえておきたい

ポイントは



病院はとても大きな

矛盾をはらんで

存在しているということ。


患者が病を克服してしまったら

病院はその存在意義を

無くしてしまう。

つまり病人を助けつつ

それでいて

病人を量産しなくては

ならない存在だということ。



うーん、すごい矛盾ですよね。

イリイチは70年代にこのテーマを

鋭く問うていました。














して時代は流れ

かつてよりもさらに

「医療が病気をつくっている」

という現実が目の当たりに

されることが

増えてきました。



医療技術もあがり、医療関係者も

増えているはずなのに

いっこうに下がらない医療費

そして患者と病の数々。



何か、おかしいと

思いますよね。


今回とくに

注目したかった話題は


昨年おおいに話題になった

「血圧」の基準値について。



松本先生は

おっしゃいます。


人間年老いていけば

重力に抗えず

臓器も下垂します。


生命維持に重要な

頭に血液を送り込むために

年を重ねるごとに

血圧があがっていくことは

人間という二足歩行の

生命体としては

ごくあたりまえのこと。


よって

その人の年齢や体格を

考慮せずに一定の血圧の

基準値にあわせるために

血圧をさげる薬を処方する

なんてナンセンス!


体の血管を庭のホースに

たとえるならば

ホースの中に腐った落ち葉が

詰まったとき

あなたならどうやって

その落ち葉のつまりをとりますか?


そう、蛇口をつよくひねって

水流、水圧をあげて

その勢いで汚れを押し流しますよね。


血管の中に

汚れが滞っているのに

それを押し流す力が、

つまり低い血圧しかなければ

どうなってしまう?



そう

薬で血圧をおさえると

汚れを押し流す

ことができずに

むしろ「脳梗塞」のリスクを

あげてしまうという現実が

あるのだということ。



このお話しをきいて

ほんとうに目からうろこで

ございました。



よーく考えてみると

わかる道理も

気が付かないで

過ごしてしまっている

現実にあんぐり!

 

基準血圧も

徐々に下がって

設定されてきた事実があります。


そして検診をすると

「血圧高いですね」

「お薬だしておきます」


という現実。


なんのための医療で

なんのための薬なのか。



たすけてもらいたくて

すがっていった病院が

むしろ病を生み出す

装置だったなんて

そんな残念な現実

なるべくならば

受け入れたくないと思います。



しかしながら現実的に

その結果、脳梗塞からはじまる

体の麻痺、認知症、アルツハイマー

に準ずる症状が起こっているのだと

思います。



年老いた両親を介護するために

仕事をやめなくてはならない

若い方も沢山いますし、

老々介護で80代が90代を

介護している現実。

若くして認知症をおこすケース。



家族にのしかかる

まったなしの介護と

生活がたちゆかない

きびしい現実。


もっと真剣にからだのことを

そして人生をまもる学びの場を

つくっていかなくては

ならないと

思うこの頃です。


解毒女子は

単なる栄養や解毒を学ぶ

場所ではありません!


この世知辛い現代社会を

どうやってサバイブするかの

知恵の伝授&交換会。



薬のリスクは

ほんとうに大問題!

まだまだ

沢山の話題が盛りだくさんです。


引き続き解毒女子の中で

とりあげていきたいと

思います!



皆さまこのたびも

学びおおいひとときを

ほんとうに

ありがとうございました。


※ 松本光正先生のご著書

「高血圧はほっとくのが一番」

関東医療クリニック院長 松本光正

講談社 アルファ新書 840円


2015 09 09